前面に出ないときの小沢はまともだな⇒小沢一郎氏が強烈危惧 「安倍首相は本心と行動が矛盾」

民進党は小沢一郎をブレーンとして取り込み、しっかりとした

戦術を形成して安倍内閣・与党との対決をしなくては、今以上

のことを実現するのは非常に困難だろう。

腐っても「小沢一郎」なのだ。

その存在と知識・頭脳を国民のために使うことをもっと真剣に

考えるべきだろう。

[日刊ゲンダイ 2017年5月5日]
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「民進党の奮起を待っている」と語った(C)日刊ゲンダイ

世界全体が非常に流動的になってきている。 それぞれの国内で

今までの政治の歪みが表面化してきて、先行きが見通せない。

そんな中で、日本は安倍首相の一人天下のような一強多弱と呼ば

れる状況だが、国際社会の変化に対応できるのだろうか。

ただひたすら米国の鼻息をうかがうような政権であると同時に、

国内では何をしても歯向かうものがいない非常に権力主義的な

政治が間違った方向に運営されつつある。非常に危惧している。


トランプ米大統領は商売人。日米関係がおかしくなると安倍政権

が困るのがわかっているから、日米同盟を深化させなければなら

ないと言いながら、経済は2国間の交渉でと、実を取ろうとする。

したたかで割り切っている。トランプ大統領は日本をなめ切って

いるから、きちっとした主張をしていかないと大変なことになる。

もっとも一番の問題は、安倍首相は本心では、実は反米。

ポツダム宣言も極東軍事裁判も日本国憲法もみんなおかしいと

言い、戦後体制を認めていないわけだから。大日本帝国みたいな

軍事強国に戻したいというのが本音だろう。それなのに、米国と

今、事を起こすと自分の身が危ういということで、ひたすら

お世辞を言ってる。本心と行動が矛盾している。

これが何かの時に判断の間違いになるのではないかと思う。

結局、安倍首相の悪いところは、本音を隠して国民をごまかして、

既成事実を積み重ねていくところだ。安保法制も集団的自衛権の

行使容認もそう。事実上、海外派兵の道を開いてしまった。

道を誤る。トップリーダーとして非常によろしくない。

森友学園問題をきっかけに今の政権の異常さも浮き彫りになって

きた。

一番の象徴が、安倍首相夫人に5人もの政府職員とSPが付いて

いることだ。公務員だから秘書官だよ。秘書官が5人も付いて

いるのは総理だけで、一般の国務大臣には1人しか付いていない。

総理が付けろと言わなければ、役所が職員を派遣するわけがない。

少なくとも誰かが、総理の意向だと言わなければ。

権力の私物化、ここに極まれりだ。


安倍政権にはこれだけいろいろな問題があるわけだが、それでも

支持率が高いのは、まずは野党の体たらくだからだけれども、

国民の意識もおかしいと思う。個別の基本政策には反対が多いのに、

なぜ支持するのか。ダメなら他にすればいい。

日本人はすぐ諦めてしまう。それで選挙でも投票を棄権してしまう。

ただ、こうした日本人の性根はすぐには直せないから、やはり

政治家が先に行動して国民に訴えなきゃいけない。だから私は、

共産党は別として、無所属を含めた野党みんながまとまるべきだ

と言っている。それ以外に国民が認める「受け皿」にはならない。

今回のテーマは「スローダウンして走り抜く」ということだそう

だけど、「果報は寝て待て」などのことわざもある。

目の前のささいな現象にとらわれずに、全体をいま一度見つめ直す

というのは必要だと思う。私も今は少しスローダウンして、

民進党の奮起を待っているところだ。
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