【富山市議会問題】実働3カ月で年収1000万円!サラリーマンをナメている「地方議員」の実態

地方自治体、特に市町村の議員になることは国会議員になる
よりも難しいかもしれない。
そこには、世襲制・後継者指名・地域の代表の意識の異常な高さ
などがあるからだ。

俗に、現職の議員が選挙の際に田んぼの畦道を歩くと札束が
置かれていくと言われる。
それほどまでする位に、地方自治体の議員になりたいし、辞め
たくないのだ。

同じ者が議員を続ける=当選回数が多くなる=重鎮扱いされる
ということで、高齢者が多くなり、新しい風も入らず、淀み、腐る
という自然の流れができてしまう。

まあ、働きに応じて議員報酬を払う、時間給制に変えるべきだろう。
一部の自治体では既に取り入れられているが、
・働いた分だけ賃金が支払われる。
・働きに応じて査定が行われ、ボーナスが支給される。
これが本来のあるべき姿であり、今の多くの地方自治体の議員は
寄生虫に近い存在かもしれない。

だいたい、選ぶほうも承知だから始末に負えないが。。。

[デイリー新潮 / 2016年11月1日 7時10分]
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不正受給の手口は、「架空請求」や「水増し請求」(イメージ)

雨後の筍のように、次々発覚している富山市議による政務活動費
の不正受給。
彼らのいい加減さには、開いた口が塞がらないが、元々地方議員
はかなりの高給取りである。
年収1000万円以上はゴロゴロいて、世のサラリーマンの怒りを
買うことは間違いないのだ。

***

そもそも今回の問題、政治アナリストの伊藤惇夫氏に言わせれば、

「町村など小さな自治体は住民との距離が近いので、ある程度
 コミュニティの中で監視されている、という意識が議員の側に
 ある。
 一方、国会議員はマスコミを通じて世間に注目されるので監視
 されやすい。
 しかし、都道府県、政令指定都市、(人口20万人以上の)中核市
 の議員は、盲点になりがち。
 不正を生みやすい土壌があるのです」

富山市は人口約42万人。
市議(定数40)にも驕りがあったようである。

政務活動費(以下、政活費)は、給料とは別に調査研究等のため
に支給されるもの。だが、実際は杜撰な使われ方をしていること
が多いため、「第二の報酬」と批判されてきた。
富山市議の場合、これまで発覚した不正受給(2011年~15年)は
約3300万円。
政活費は、富山市議会では1議員につき月15万円。
1会派に月15万~45万円支払われる。
過去5年間の全支給額は3億2307万円だから、実に約1割が不正に
使用されたことになる。

■政活費を使い切る“習慣”

その手口は、
白紙の領収書を使用して開催してもいない市政報告会の会場費や、
購入額以上の書籍代や菓子代を請求する「架空請求」や「水増し
請求」だった。
10月10日までに辞職した市議は計12名で、その多くは自民党会派
の議員。2名が市から刑事告発された。

不正が発覚してから
「一番多い日で100件の抗議電話とメールがあった」
(富山市議会事務局)
とかで、市民も怒り心頭である。

現役の富山市議は言う。

「自民、公明、民進系の民政クラブなどは、政活費を使い切る
 のが長い間習慣になっていて、一種の“伝統芸”のように
 なっていた」

富山市議の月額報酬は60万円だが、

「元々、市議の中から60万円では足りないという意見が出て、
 議会は今年6月に10万円増額することを決めました。
 ただ、こういうご時世では、世間一般からはそう簡単に受け
 入れられない。
 そこで、地元のマスコミが情報公開請求を行い、政活費の
 領収書のコピーを取り寄せ分析。
 その結果、不正が発覚したのです」(同)

政活費の使い方はデタラメ、そんな連中の給料を上げる必要は
ないということになる。もっとも、先の市議はこう言う。

「政活費の不正受給で辞職した議員は、もれなく超高級車に
 乗っている人たちです。その上、会社役員や団体役員を兼業
 している人も少なくありません。
 政活費を誤魔化さなきゃいけないくらい困窮していたかは
 甚だ疑問です」

■年収1000万円以上がゴロゴロ

では、都道府県、政令市、中核市の議員の年収を検証してみる。
総務省や全国市議会議長会などの資料を基に計算すると、
都道府県議の月額報酬の平均は約81万円。
ボーナスは各自治体でまちまちだが、3~5カ月分程度支給され、
年収にすれば1200万円から1700万円程度になる。

20ある政令市の市議なら
月額報酬の平均は101万円、ボーナスは338万円で
年収にすれば平均1550万円。
47ある中核市は月額報酬62万円、ボーナスは270万円で
年収1020万円となる。

富山市議の場合、月額報酬は60万円。ボーナスは約4・5カ月分で、
年収にすれば989万7000円。
さらに月15万円の政活費を含めると、1169万円になる。

富山県の一人あたりの県民所得は約316万円。
全国平均は約307万円である。
年収1000万円以上の高給取りがゴロゴロいる都市部の地方議員は
何とも羨ましいかぎりだが、

「地方議会の会期は、国会議員と比べると、かなり短いです」

と解説するのは、先の伊藤氏。

「国会議員は通常国会150日に加えて、臨時国会もあるので、
 年間約200日は働くことになります。
 一方、地方議員は、100日にも満たない。
 会合などに行くことがあるとはいえ、基本的に暇でしょう」

■富山は年間69日

実際、都道府県議会の平均会期日数は85・11日。
市区議会は78・6日。
町村議会は43・9日である。
富山市議会に至っては69日だという。

「加えて、地方議会は、本来の二元代表制が意義を失っている
 という問題を抱えています。
 首長の提案に対して、議会は90%以上賛成しているという
 データもある。
 議員提案による政策条例も全国的にほとんどありません」(同)

本来、二元代表制が機能するには、「首長vs議会」という構図が
なければならない。
しかし、今の地方議会には両者の間に緊張感がないのだ。

「議会の本来の役割からすると、これは有り得ない事態です。
 地方議員は、高い報酬を貰っているにもかかわらず、仕事を
 していないと指摘されても仕方ありません」(同)

大した仕事をしていないのに高給では、世のサラリーマン諸氏は
納得がいかない。

特集「実働3カ月で年収1000万円がゴロゴロ!しかも兼業可!
   『地方議員』はサラリーマンをナメている!!」より

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