本当にそうであれば、自身で試して実証してほしいな 豊洲市場の地下水、ミネラルウォーターならOK?

サイエンス=科学 の分野で見ればその通りかも知れない。

だが、人間は理性も持つが、感情にも左右されやすい動物
ということをよくわかっていないようだ。

科学的は人体に特段悪影響が出るレベルではない。
と言われたとして、「あーそうですか」と素直に鵜呑みにする
者がはたしてどの程度(たとえば100名中50名とか?)
いると思っているのだろう?

過去から、国(厚生労働省を始めとする管轄省庁)や公的機関
で何度「これは安全」という「嘘」を国民はつかれ、騙されてきた
と思っているのか?

過去にの経緯があるからこそ、化学的には…といわれても
「信用ならん」と思われてしまう原因を誰が作ってきたかと言う
ことだ。

「科学的」とか「検証の結果」といったことの前に、国民に信用
されるところからやり直さないと、こういった問題はいつまで
たっても解決しないだろう。
大人には20~30年程度の影響かもしれないが、今の子供たち
これから生まれてくる子供たちにとっては、それこそ50年、
100年規模での問題かもしれないと言うことをよく考えるべきだ
と思う。

築地市場移転が東京オリンピックに間に合わなくるのであれば
ギリギリまで頭をひねって代案を考え抜くことが、東京都職員の
使命でもあるのでは?

[デイリー新潮 / 2016年11月1日 6時20分]
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豊洲市場の地下水のヒ素も、水道水としては不適格だが、
ミネラルウォーターなら大丈夫な水準

小池百合子東京都知事が移転に“待った”をかけたことで、
豊洲新市場にまつわる報道は加熱した。
なかでも有害物質の検出は、危険性を煽るに充分な材料になった。

こうした風潮に、
〈豊洲市場にいったいどこまでの清潔さを求める気なのだろうか〉
と問うのは、サイエンスライターの佐藤健太郎氏だ。
「新潮45」11月号に、「豊洲市場に『ゼロリスク』を求めるな」
を寄せている。※〈〉は本文より引用、以下同

***
市場の安全性を問う騒動に拍車をかけたのは、9月29日に東京都が
発表した“基準値超え”のベンゼンやヒ素の存在だった。
一見するとこの事実は、食品を扱う場所には相応しくない印象を
与える。佐藤氏自身、

〈「基準値を満たしているからOK」といったことでなく、できる
 限り汚染物質をゼロにすべきだと思いたくなるのももっとも
 ではある〉

と語るが、一方で、必要以上の安全追求に疑問を投げかける。

■「基準値」への誤解

一人歩きする「基準値」という言葉について、佐藤氏はこう解説
する。

〈基準値は、「この水準を超えたら即危険が発生する」という
 ラインではない。

 たとえば道路の先に崖があった時、直前に「崖あり」の案内
 看板を設置しておくのではブレーキが間に合わない。
 転落事故を防ぐなら、もっと手前から何度も警告の標示を
 出しておくべきだろう〉

食品や飲料水に定められている基準値も同じだ。
動物実験によって一生涯の間毎日摂取し続けても毒性の出ない
「無毒性量」が決められ、かつ、人間には動物の無毒性量の
100分の1が基準値として採用されているという。

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「新潮45」2016年11月号

〈毎日、一生涯食べ続けても大丈夫な量のさらに100分の1だから、
 いかに安全側に振った基準であるかわかるだろう(略)
 危険が発生するはるか手前でブレーキをかけ、対策を打てる
 ように、安全管理はなされている〉

■ミネラルウォーターにしても大丈夫

驚くのは、水道水に要求される安全基準の例だ。
重金属の含有量など、水道水の満たすべき基準項目数はミネラル
ウォーターよりも多い上、

〈数値自体も、たとえば鉛やヒ素などに関しては、水道水の方が
 ミネラルウォーターより5倍ほど厳しい。
 豊洲市場の地下水のヒ素も、水道水としては不適格だが、
 ミネラルウォーターなら大丈夫な水準ということになる〉

〈豊洲の地下水は、この水道水の基準を要求されている。
 この地下水を毎日2リットル、一生飲み続けても大丈夫という
 水準だ(略)
 これ以上の安全性を求めるのは、いくら何でもオーバー
 クォリティというものではないのだろうか〉

都のモニタリング調査で検出されたベンゼンとヒ素は、それぞれ
基準の1・4倍と1・1倍。
飲用や洗浄水にも使われない地下水としては、問題視するに値し
ない数字ではないだろうか。

■ムダ金となる税金

安全対策に万全を期すのは間違いではない。
だが、「基準値」が取り沙汰されてきたダイオキシン騒動などの
例を鑑みると、その弊害も見えてくる。

〈騒動が起こるたびに求められる安全基準は厳しくなり、それが
 緩められることはないか、あっても長い時間がかかる。
 BSE(いわゆる狂牛病)問題などでも、感染の確立はほぼゼロ
 とわかってからも長く全頭検査が行われ、数百億円の税金が
 投じられ続けた〉

その片棒を担いだのは、「大ごとになる」ことを好むマスコミの
体質にある、とも佐藤氏はいう。
今一度冷静になり、「豊洲問題」を考える必要がある。

デイリー新潮編集部

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