安倍首相の成蹊大学の恩師が涙ながらに批判!「安倍くんは間違っている」

大学時代からまったく成長していないってことか!

[リテラ > 社会 > 政治 2016.06.05]
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国会ばかりか、サミットでも無知をさらし、ウソやこじつけを吐いて、
日本、いや世界中の良識ある人たちから呆れられている安倍首相だが、
ここにきて、意外な人たちが痛烈な批判を口にし始めた。

それは、学生時代の安倍晋三を指導していた出身大学・成蹊大学の
元教員たちだ。
たとえば、安倍首相の出身学部である法学部で当時、教鞭をとり、
安倍首相も授業を受けていたはずの加藤節名誉教授は、こんな厳しい
言葉を投げかける。

「大学の4年間などを通して、安倍君は自分自身を知的に鍛えることが
 なかったんでしょう。いまの政権の最大の問題点は、二つの意味の
 『ムチ』に集約されていると私は思っています」

そのうえで、加藤名誉教授は2つの“ムチ”とは
ignorant(無知) と shameless(無恥) のことだと説明する。

母校の恩師とは思えない手厳しさだが、加藤名誉教授の批判はそれだけ
に止まらない。
安倍首相が2013年3月の参院予算委員会で憲法の最高権威である故・
芦部信喜氏を「知らない」と言い放ったことを挙げて、さらにこう指摘
している。

「(晋三氏は)政治学科ですし、憲法もしっかり勉強しなかったんで
 しょうね。しかし、改革を訴えているのに、(芦部を)『知らない』
 なんて言うべきではない。
 まさに無知であることをまったく恥じていない」

このインタビューは、昨年から「AERA」(朝日新聞出版)誌上で断続的
に連載されているジャーナリスト・青木理のルポ
「安倍家三代世襲の果てに」に掲載されたもの。
もっとも、加藤氏は昨年の安保法制の際、成蹊大学で結成された
「安全保障関連法案に反対する成蹊学園有志の会」
の呼びかけ人代表であり、「9条科学者の会」にも名を連ねるリベラル
な学者。そういう意味では、痛烈な批判が飛び出しても、当然な部分も
ある。

しかし、この「AERA」の連載には、もうひとり、安倍首相にとっては
名実ともに“成蹊大学時代の恩師”で、政界に入ってからも付き合いの
ある元教授が登場し、なんと涙ながらに安倍首相のことを批判している
のだ。

「(安保法制は)間違っている、と思います。正直いいますと、忠告し
 たい気持ちもあった。よっぽど、手紙を書こうかと思ったんです」

こう証言するのは、元外交官で中国政治史を軸とする国際政治学者、
そして成蹊学園専務理事まで務めた学園の最高碩学といえる宇野重昭
名誉教授だ。
宇野氏は、「AERA」連載ルポの最終回(5月2・9日合併号)で青木氏の
取材に答え、教え子である安倍首相との関係についてこう語っている。

「彼(晋三)が入学した当時、私は国際政治学とアジア研究を担当して
 いました。たくさんの学生の一人として彼を見て、成績をつけたのは
 覚えています。政界入り後も食事をしたり、ゆっくり話をしたことも
 あるので、ある程度の人柄も知っているつもりです」
「私はどちらかというとリベラリストですが、決して右でも左でもない。
 中国の要人や知識人に会うと、彼(晋三)をすごく批判し、極右だと
 言わんばかりだから、『そんなことはありません』とも言ってきたん
 です」

恩師であり、理解者。そして教え子を批判する者たちからかばってきた
という宇野氏。だが、その宇野氏ですら、現在の安倍首相の姿や政策に
は忸怩たる思いを抱かずにはいられなかったようだ。
宇野氏はなんと、このインタビューで涙を浮かべながら安倍首相をこう
批判したという。

「彼は首相として、ここ2、3年に大変なことをしてしまったと思います。
 平和国家としての日本のありようを変え、危険な道に引っ張り込んで
 しまった」
「現行憲法は国際社会でも最も優れた思想を先取りした面もある。
 彼はそうしたことが分かっていない。
 もっと勉強してもらいたいと思います」
「彼の保守主義は、本当の保守主義ではない(略)
 彼らの保守は『なんとなく保守』で、ナショナリズムばかりを押し出しま
 す(略)私は彼を……安倍さんを、100%否定する立場ではありません。
 数%の可能性を、いまも信じています。
 自己を見つめ直し、反省してほしい。もっとまともな保守、健全な
 意味での保守になってほしい。心からそう願っています」

普通は、自分の教えていた大学から首相を輩出するというのは名誉な
はずだが、今、その教え子が現実にやっていることを目の当たりにした
ら、やはり学者として黙っていられない、そういうことなのだろう。
しかも、この「AERA」で証言している成蹊大学関係者の口からは、安倍
首相の本質につながるような指摘も出てきている。
安倍首相の所属ゼミの指導教授は、成蹊大学の看板教授で日本行政学会
の会長などを歴任した佐藤竺氏だが、佐藤氏からその様子を聞かされた
元教員が安倍首相の学生時代について、こう語っている。

「ゼミの場で彼(晋三)が発言しているのを聞いたことがない。(略)
 ゼミで彼が熱心に自分の主張を口にしたとか、リーダーシップを発揮
 して議論をリードしたっていう記憶は皆無です。
 彼が卒業論文に何を書いたのかも『覚えていない』って佐藤先生が
 おっしゃっていました。
 『立派な卒論はいまも大切に保存してあるが、薄っぺらな卒論は成蹊
 を辞める時にすべて処分した。彼の卒論は、保存してある中に含まれ
 ていない』って」

前出の加藤氏も同様に、安倍首相の影の薄さを指摘している。

「安倍君も私の授業を受けているはずなんですが、まったく記憶にない
 んです。(略)授業の後、質問に来た記憶もない。平凡な学生だった
 んでしょう。(安倍氏が政界で知られるようになってから)先輩や
 同僚に聞いてみたんですが。ほとんど覚えていないと言うんです」

青木氏はこうした数々の証言から、
〈岸の政治的思想を深く突き詰めて思索を下支えする知性をきたえあげ
 た様子もない〉
〈16年も籍を置いた学び舎で何かを深く学んだ形跡がない〉
と喝破している。
そして、安倍氏が代わりにやったことが、自分の周りを理解者だけで
固めてしまうことだった。
安倍首相と学生時代から深い付き合いのあった前出の恩師・宇野氏は、
その性格や行動をこう言い表している。

「気の合った仲間をつくり、その仲間内では親しくするけれど、仲間内
 でまとまってしまう。情念の同じ人とは通じ合うけれど、その結果、
 ある意味で孤立しています」

これは、見識を深めようとはせず、真摯な批判を無視し、周囲を
“お友達”だけで固め、自分が望むことだけに目を向けようとする現在
の態度と見事にリンクするものだろう。
そして、こんな人物だからこそ、集団的自衛権を“憲法解釈”だけで
変更し、特定秘密保護法や安保法制を制定するなど数々の暴挙を行う
ことが可能だったのだ。
アベノミクス失敗の批判を免れるためだけにサミットで手前勝手な
データを捏造し、「世界の経済危機」などという大ウソを世界に発信し、
公約や前言を簡単に翻すことに、何の躊躇もなく恥じることがない。
執筆者の青木氏は安倍首相のことを〈空疎な小皇帝〉と称しているが、
まさに本質を突く表現だろう。
しかし、その空っぽなものによって、日本はとんでもない危険な道に
引っ張り込まれようとしている。成蹊大学の恩師達の言葉にもっとも
真剣に耳を傾けなければならないのは、私たち有権者なのかもしれない。
(野尻民夫)
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