日本ではそれを「目××、鼻××を笑う」と言う・・・中国メディアが米政界の腐敗を報道

目くそ鼻くそを笑う
どんぐりの背比べ
五十歩百歩

人の振り見て、我が振りなおせ

[サーチナ/2015年9月30日9時27分]

画像
新華社系のニュースサイト「新華網」は29日、
「米国人の多くが、米政界で腐敗現象が広がっていると考えている」
と報じた。
(イメージ写真提供:CNSPHOTO、訪中したジンバブエの
 ムガベ大統領を関係する習近平主席。8月25日撮影)

新華社系のニュースサイト「新華網」は29日、米調査会社
「ギャラップ」が28日に発表したとして、
「米国人の多くが、米政界で腐敗現象が広がっていると考えている」
と報じた。

記事によると、米国人の52%が連邦議会における腐敗現象は普遍的
と考えているという。
あくまでも調査の結果であり、事実関係を論じたものではない。
しかしそれにしても、違和感がある。
汚い言い方で恐縮だが、仮に事実としても「目くそ、鼻くそを笑う」
と思えてならない。

習近平政権は長期に渡り、腐敗撲滅に力を入れている。
しかし共産党の腐敗は今に始まったわけではない。
1932年に幹部に対して
「職権を利用して地主からの没収物を自らのものにした」、
「女性を誘惑または強要して姦淫をした」
などの理由で「銃殺に処す。執行は3分間以内」との判決が言い渡さ
れた。1932年と言えば、日中戦争がはじまる5年前だ。

その後「腐敗の極み」とされた国民党との内戦にも勝利して、
中華人民共和国を樹立したのが1949年10月1日。
「腐敗現象」はその後も多発した。
例えば、四川省などを中心とする「西南局」だけでも1950年1月
から51年7月までに腐敗事件が2042件発覚し、3317人が
有罪とされた。

習政権の腐敗撲滅運動は「権力闘争」の色彩が強いとされている。
その点を別にすれば「運動」自体は「政権担当者として当然の仕事」
と言えるだろう。

同政権の腐敗撲滅運動は、おおむね中国国民の支持あるいは理解を
得ていると言ってよい。ただし、ここまで
「腐敗事件が次から次に、際限なく発覚」
との事態が続けば
「共産党はここまで腐っていたのか」、
「腐敗官僚は、もっともっといるはず」
と国民が考え出す。いや、現にそう思っている人は多い。

共産党にとって、腐敗撲滅は「諸刃(もろは)の剣」というわけだ。
さて、どうする?こんな時に、当局に従ってくれる、あるいは意向を
汲んでくれるのが中国のメディアだ。

「米国政界も腐敗が多い」と報じれば
「中国だけではない」、
「頑張っているだけ、習近平は素晴らしい」
とのプラスイメージも強まるだろう。

もっとも、政府を真正面から批判するメディアが存在せず、報道が
「礼讃」かせいぜい「部分的な問題指摘」に終始するのは、
「ジャーナリズムの堕落」あるいは「腐敗」と言えるだろう。
「地位を利用すれば、財物をいかようにも自分の思い通りににできる」
と「地位を利用すれば、言論をいかようにも自分の思い通りにできる」
の2つの発想に、そう大きな違いがあるとも思えない。
(編集担当:如月隼人)





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