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<<   作成日時 : 2013/04/30 12:13   >>

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“通話”少ない人向け、おトクな「ほぼスマホ」って何?
 低額サービス広がりの予感- Business Journal(2013年4月30日07時05分)

スマートフォン市場は毎年はおろか半年以下のサイクルで注目すべき
新製品が登場して活性化し、先進国のマーケットにおいて普及が進ん
でいる。
しかし、現在以上にマーケットを広げるためには今までとは異なる
セグメントを狙う必要がある時期に来ているように思える。
そのため、多くのメーカーが狙っているのが新興国マーケット、そして、
現在よりローエンドなマーケットだ。iPhoneの廉価版が出るというウワサ
もこうしたマーケットの動きを反映していると言えるだろう。

そんななか、日本国内でも従来よりランニングコストを抑えたスマートフォン
を提供しようという動きがある。
その1つがNECビッグローブの「ほぼスマホ」というサービス。
最初にサービスが開始されたのは、2012年の6月なのだが、最近、
ダイヤルイン可能(普通の電話番号で電話がかけられる)な IP電話アプリ
「BIGLOBEフォン・モバイル」との組み合わせで、本当にほぼスマホのように
使えることで再び注目を集めている。

ほぼスマホの特徴は、最低月額2980円というリーズナブルな価格で
スマートフォン(スマホ)が使えること。
これは一般的なスマホの利用料金の半額程度だ。
端末はNECの「MEDIAS for BIGLOBE LTE」を使ったサービスで、高速な
LTE接続が可能でスマホのように使えるが、電話機能にIP電話を利用する
ため、緊急通報をすることはできない。

この点は、頻繁に緊急電話をかける必要がない人にとっては、特に
問題にはならない弱点だろう。
スマホでは、コミュニケーションの主役はメールや SNSなので、ますます
問題にはならない。
また、IP電話としては普通のことではあるが、「BIGLOBEフォン・モバイル」
を使っている人となら、 Skypeのように無料で通話ができるという利点もある。

このようにIP電話を使うことを前提にしたスマホの登場には、今後さらに
IP電話が普及することを予感させてくれる。
しかし、より興味深いのは、この端末をBIGLOBEがリリースしているという
ことだ。
通常のスマホのように通信キャリアがリリースした端末ではないという
ところにポイントがある。

BIGLOBEはモバイル通信ビジネスに関しては、通信キャリアから回線を
借りて又貸ししている、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)と呼ばれる
業者。
従来は系列会社のモバイルルータなどを使ったデータ通信サービスを
中心にビジネスを行なっている。
そして、同様にデータ通信サービスだけで成立するスマホをリリースした
というわけだ。

通信費、基本料などの毎月支払うランニングコストが高いのがスマホの
大きな弱点の1つだが、ほぼスマホは通信だけを行うことで、ランニング
コストを下げている。
また、スマホの先進ユーザーなら、IP電話を使って通話を行うのは当然の
方向性と感じることだろう。
今後、このようなIP電話を使うことを前提にしたコスパの良いサービスが
登場し、普及していく1つの先駆けとなる予感もする。
(文=一条真人/フリーライター)








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